中国岩彩絵画概論 中国岩彩绘画概論

中国高等教育出版社 中国高等教育出版社
 中国で現在行なわれている美術教育及び美術史研究の対像は、主に宋以後の絹本・
紙本絵画を本体にしており。唐と唐以前、壁画を主流にしている彩色絵画からは摂取
が少なく、中国古典絵画の伝承と復興には大変残念なことである。
 中国岩彩絵画理論の再建には、中国古代絵画史の再認識が求められ、また。中国絵
画の多元体系の整備が必要である。
 「中国岩彩絵画概論」は、四つの内容で構成されている。中国岩彩絵画の起源、形
成と発展の歴史。世界における早期絵画中の岩石・砂岩・有色鉱物質の使用状況とそ
の流変。中国古代岩彩絵画(敦煌石窟壁画等)及び古典形態岩彩言語様式の分析。中
国岩彩絵画言語形態諸要素(造形・彩色・空間・材質)及び言語構造の分析。「概論
」は。中国岩彩絵画の学科体系構建を図る目的である。

中国高等教育出版社2016.11
「中国岩彩絵画概論」日本語出版紹介文
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